食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

飲酒運転による死亡を無くすために:永続する問題への包括的アプローチ

Getting to Zero Alcohol-Impaired Driving Fatalities A Comprehensive Approach to a Persistent Problem
January 17, 2018
http://nationalacademies.org/hmd/reports/2018/getting-to-zero-alcohol-impaired-driving-fatalities.aspx
飲酒運転は、現在の米国の道路で最悪の危険であり続けている。毎日29人が飲酒運転による交通事故で死亡している−49分に一人である。何十年も改善してきたが飲酒運転による死亡は一定になり過去2年は増加した。飲酒運転による交通事故による死亡はシステムの失敗である。これを変えるためには多数の分野を横断する協調した、系統的な、複数レベルでのアプローチが必要である。
NASEMは国の高速交通安全省の支援で米国の飲酒運転による死亡を減らすために期待できる戦略を同定する委員会を設立し、その報告書を発表した。
(概要等ダウンロードできる)
まず飲酒から介入。酒税を上げる。購入を制限する。宣伝を規制する。飲酒運転の規制は血中アルコール濃度0.05%にして頻繁にチェック。飲酒者には車以外の交通手段を提供。教育、啓発等各種部門毎に提言