食品安全情報blog過去記事

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その他

Here's How to Tell Whether Your Supplements Are Dangerous
By Jamie Ducharme  January 25, 2018
http://time.com/5118902/nih-dietary-supplement/
サプリメントは健康業界の荒野にある。ほとんど規制されておらず、研究は不足していて、人々は自分が何を身体に入れているのかわからないまま使っている。
NIHのODSが新しく発表した情報源が役にたつかもしれない。水曜日に二つの新しいファクトシートを公表した。一つは運動用サプリメント、もう一つは減量用サプリメント
全体として、減量用サプリメントより運動用サプリメントの方がましである。ほとんどの減量用サプリメントには最良でもほんの僅かしか結果が伴わず、他のものは警告を含む。
サプリメントの販売額は2024年には3億ドルに達すると予想されているが、多くの専門家は実際にどれだけ有効かは疑っている。なぜなら実際に何が入っているかはわからず、作用もわからないので。ある研究ではサプリメントは毎年23000件の救急につながっているとの推定すらある。

Collagen Supplements for Youthful Skin?
by Jeanine Barone January 25, 2018
http://www.berkeleywellness.com/supplements/other-supplements/article/collagen-supplements-youthful-skin
Q:コラーゲンサプリメントを摂ると肌が若くなる?
A:そのような主張に信頼できる根拠はないが、これらの製品が肌に意味のある影響を与えることはありそうにない。
コラーゲンは人体で最も多くあるタンパク質で、特に皮膚、骨、軟骨、腱、歯、爪、髪にある。それは結合組織に強度を与え、皮膚の構造を安定にする。人体はコラーゲンをアミノ酸から作る。
年をとるとコラーゲンの量と質が減り、そのため皮膚が薄くなりしわができ、たるみ、爪が割れやすくなる。そこで一部の人はコラーゲンサプリメントに期待する。(注射は一時的に充填剤として効果がある)。
サプリメントには通常コラーゲン(普通牛、豚、魚由来)以外にビタミンCやヒアルロン酸のような成分が含まれる。
一つの問題はコラーゲンは食べるとアミノ酸に分解されることだ。ほとんどのサプリメントに良い研究がない。研究があっても発表されていない、プラセボと比較していない、客観的指標で評価していない、などである。
一部の予備的研究では、主に動物で、コラーゲンのペプチドのほうが消化に耐えることが示唆されている。そのような研究の一部はドイツの特許製品Verisolについてのもので会社に関係のある研究者によるものである。ヒトで行われた僅かな研究には方法論的問題がある。2013年にEFSAはVerisolには十分な根拠がないと結論した。その後さらなる研究で利益が示唆され、ヘルスカナダはVerisolについて皮膚の弾力改善としわを減らすのに役立つと宣伝することを認めた
基本:独立した研究者による、より長期の追加研究が欲しい。それまで我々はその主張を疑い続ける。
Verisol Approved by Health Canada
06.17.15
http://www.nutraceuticalsworld.com/contents/view_breaking-news/2015-06-17/verisol-approved-by-health-canada
2.5 g/day

  • 子どもを自宅の大麻から安全に守る

Keep Kids Safe from Marijuana at Home
January 26, 2018
by Amanda Z. Naprawa
http://www.berkeleywellness.com/self-care/preventive-care/article/keep-kids-safe-marijuana-home
今や米国の半分以上の州が医療用大麻を認め、8州とコロンビア特別区は娯楽使用も合法にした。しかし研究者らはその有害影響(修正可能なものではあるが)を同定した、子どもの事故の増加である。
例えば2016年にJAMA Pediatricsに発表された研究では、10年以上前に医療用大麻を、2014年からは娯楽用大麻を合法化したコロラド州での9才までの子どもの2009-15年の子ども病院通院データを調べた。同時期の中毒センターでの評価も調べた。データによるとどちらでも子どもの大麻暴露の有意な増加が見られた。
(詳細略)
子どもを大麻から守る
公衆衛生専門家は大麻のある家に住むあるいは訪問する子どもを守る各種予防対策を示唆している。子どもが開けられない包装にすることは少なくとも4つの州で要求されている
大麻について
(略)
(berkeleyの「専門家」ですら残留農薬とかに厳しいわりに大麻には甘い。お菓子に大麻入れるのおかしいだろう?)