食品安全情報blog過去記事

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  • ナトリウムの食事摂取基準(中間草案)及び関連する手順書について食品・栄養・アレルゲンに関するEFSAのパネル(NDAパネル)が示した科学的意見に対するパブリックコメント募集結果

Outcome of a public consultation on the Scientific Opinion of the EFSA Panel on Dietetic Products, Nutrition and Allergies (NDA) on Dietary Reference Values for sodium (intermediate draft) and related protocol
21 December 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1356e
パブリックコメントを募集は、2017年9月19日〜11月12日まで実施され、10の関係団体からコメントが提示された。本報告書には、それらのコメントの概略とそれらへの対応など、パブリックコメント募集の結果がまとめられており、さらに、そうしたコメントを踏まえた科学的意見の案および手順書の改訂版を収載している。手順書の最終案は、EFSAの公開ウェブサイト’知識の合流点(Knowledge Junction)’で公表される。この手順書に沿って、科学的意見の最終案が作成される。科学的意見の最終案が完成した後、もう一度パブリックコメント募集が実施される予定である(2019年春)。

Report on the public consultation on the draft EFSA Bisphenol A (BPA) hazard assessment protocol
21 December 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1355e
まもなくEFSAが実施するビスフェノールA (BPA)の再評価において使用されるハザード評価手順書について、2017年6月30日〜9月3日までウェブベースでパブリックコメント募集が行われた。関係団体から151件のコメントが提示された。EFSAは、ブリュッセルで2017年9月14日に開催されたBPAハザード評価手順書に関するワークショップに、コメントを寄せた関係者や他の関連団体を招待した。ワークショップの内容も本報告書の添付文書にまとめてある。本報告書では、パブリックコメント募集結果の概要、受け取ったコメントのリストと簡単な内容、およびそれらのコメントが食品と接触する物質・酵素・香料・加工助剤に関するパネル(CEFパネル)による実施手順書の最終化においてどのように考慮されたかについて、記載が為されている。

Bisphenol A (BPA) hazard assessment protocol
21 December 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1354e
ビスフェノールA (BPA)の消費者における安全性に関する再評価を、効率性、透明性および方法論的な堅牢性を確保して実施するため、欧州食品安全機関(EFSA)は、BPAのハザードの同定や特徴付けに用いる先験的なアプローチと方法論を詳述する手順書の作成作業に取り掛かった。このハザード評価の全般的な目的は、新しい科学的証拠(2013年以降に発表されEFSAが以前に検討していないもの)でも、BPAの現行の暫定許容一日摂取量(t-TDI)である4 µg/kg bw/日という値が支持されるかどうかを見極めることである。EFSAのプロメテウス*1プロジェクトで重点が置かれた原則に従って、この手順書では、計画中のBPA再評価で用いられる方法や基準、具体的には、データの収集、考慮すべき試験の選定、証拠の評価、およびそれらの統合に関する方法や基準を、あらかじめ詳細に記載している。情報公開の目的を追求するために、この手順書は、ウェブベースのパブリックコメント募集に供され、関係者が参加するイベントで公表された。これらの手続きを通して受け取った全ての関連コメントとフィードバックは、この版の手順書に考慮されており、次回のBPA再評価で実行に移される予定である。
*1: PROmoting METHods for Evidence Use in scientific assessments
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4121
科学的評価において証拠に基づく手法を促進すること