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ジャーナリストはミツバチの終わりあるいはコロニー崩壊疾患を期待し続けるがそれはおこっていない
Journalists Continue To Hope, But There Is No Beecopalypse Or Colony Collapse Disorder
By News Staff | March 19th 2018
http://www.science20.com/news_staff/journalists_continue_to_hope_but_there_is_no_beecopalypse_or_colony_collapse_disorder-231224
USDAが2017年はミツバチが4%減少したと報告し、現代の科学が我々を殺していると信じたいジャーナリスト達がミツバチの終わりだと騒ぐが、過去22年で最も多かった前の年から4%減っただけである。単なる統計的ばらつきでミツバチの終焉ではない。
環境保護団体が主張しているのとは違って、世界的にミツバチの数は記録を取り始めた1960年代からずっと増えている。
1995年から2014年の間、大陸別では
北米は8%増
南米は43%増
欧州は10%増
アジアは43%増
アフリカは19%増
オセアニアは30%増
1995年というのは重要で、この年ネオニコチノイドが初めて販売された。当時ネオニコは大いに歓迎された。その結果たくさんの農家が採用した。そして環境団体のメインターゲットとなった。
欧州のデータも簡単にみつかる。
欧州は今、ミツバチが減っているからネオニコチノイドを禁止すると言っているのではない。「予防原則」である。