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EFSA第23回科学討論会−欧州食品安全機関と根拠に基づく毒性学共同研究合同、リスク評価における根拠統合に関する討論会:リンゴとオレンジを組み合わせる科学、2017年10月25〜26日、ポルトガル・リスボン

EFSA Scientific Colloquium 23 – Joint European Food Safety Authority and Evidence‐Based Toxicology Collaboration Colloquium Evidence integration in risk assessment: the science of combining apples and oranges 25–26 October 2017 Lisbon, Portugal
28 March 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1396e
根拠に基づいた科学的評価において、根拠の統合は、明確に表された検討課題に関連するデータの収集、および評価のために選んだ試験の妥当性の判断を経た後に生じる段階であり、予め明確にされた体系的アプローチによって実施される。欧州食品安全機関(EFSA)と根拠に基づく毒性学共同研究会(EBTC)は、多分野の利害関係者を対象に、化学物質のリスク評価(CRA)における根拠の統合に必要な最良の実践方法、課題、および試験に関して理解を深めてもらうため、討論会を企画した。この討論会では、ハザードの同定、複数の試験を組合せて評価すること、および用量-反応モデル化に必要なエンドポイントに焦点が当てられた。EFSAとEBTCは、根拠に基づくCRAの最良の実践方法に関し、その開発、試用、検証に向けて協力し続けていく予定である。