食品安全情報blog過去記事

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米国の若年者におけるタバコの使用は2011〜17年の間に減少した

だが360万人の中高生がまだタバコ製品を使用している
Youth tobacco use drops during 2011-2017
Yet 3.6 million middle and high school students still use tobacco products
June 7, 2018
https://www.cdc.gov/media/releases/2018/p0607-youth-tobacco-use.html
2011年は450万人の中高生がタバコを使用していたが、2017年は360万人となった。
2011年は、高校生の4人に1人が、中学生の13人に1人がタバコを使用していた。
2017年は、高校生の5人に1人が、中学生の18人に1人がタバコを使用していた。
2014年以降は、中高生で最も一般的に使用されているタバコ製品は、電子タバコである。
2017年は、210万人の中高生が電子タバコを使用していた。
2017年は、タバコを使用していた高校生の46.8%が、同中学生の41.8%が複数のタバコ製品を使用していた。
◇重要な知見
・2017年では中学生の間で最も一般的に使用されていたタバコ製品は電子タバコ(3.3%)で、紙巻きタバコ(2.1%)、無煙タバコ(1.9%)、葉巻(1.5%)、水タバコ(1.4%)、パイプタバコ(0.4%)、タンデュタバコ(0.3%)の順であった。
・2017年では高校生の間で最も一般的に使用されていたタバコ製品は電子タバコ(11.7%)で、葉巻(7.7%)、紙巻きタバコ(7.6%)、無煙タバコ(5.5%)、水タバコ(3.3%)、パイプタバコ(0.8%)、タンデュタバコ(0.7%)の順であった。
◇若年者のタバコの使用に対して何ができるか?
・タバコ製品の価格を引き上げる。
副流煙電子タバコエアロゾルへの暴露から保護する
・タバコ製品使用の危険性を警告するメディアによる痛烈なキャンペーンを持続的に行う
・若年者がタバコ製品に近づけない様に制限する