食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

コーデックス農薬残留物委員会(CCPR)第50回会合におけるEUの立場を整理するための科学的支援

Scientific support for preparing an EU position in the 50th Session of the Codex Committee on Pesticide Residues (CCPR)
EFSA Journal 2018;16(7):5306 30 July 2018
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5306
2017年にFAO/WHO合同残留農薬会議(JMPR)は、15種類の有効成分*1について、消費者リスク評価に用いる毒性学的参照値を設定するために、また36種類の化学物質*2について、最大残留基準値(MRL)を導出するために、それぞれ評価を実施した。EFSAはそれらの値について、意見を示した。また、以前のCCPR会合で具体的な懸念が挙げられた農薬についてのJMPRのフォローアップ評価に関する見解も提示した。この文書は、CCPR会合に向けてのEUの立場の根拠を示すものであり、重要な知見はこの中にまとめられている。
*1: ビシクロピロン、クロルメコート、シクラニリプロール、フェナザキン、フェンプロピモルフ、フェンピラザミン、フェンピロキシメート、ホセチルアルミニウム、イソプロチオラン、ナタマイシン、オキサミル、ホスホン酸、酸化プロピレン、チオファネートメチル、トリフルメゾピリム
*2: アセタミプリド、アゾキシストロビン、ビシクロピロン、キャプタン、クロロメクワット、シクラニリプロール、シプロジニル、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸、ジフェノコナゾール、フェナザキン、フェンプロピモルフ、フェンピラザミン、フェンピロキシメート、フロニカミド、フルエンスルホン、フルオピラム、フルピラジフロン、ホセチルアルミニウム、イマザモックス、イマザピル、イミダクロプリド、イソプロチオラン、イソピラザム、ナタマイシン、オキサミル、ホスホン酸、ピコキシストロビン、プロピコナゾール、酸化プロピレン、プロチオコナゾール、キンクロラック、サフルフェナシル、スピネトラム、テブコナゾール、トリフロキシストロビン、トリフルメゾピリム