食品安全情報blog過去記事

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果物の人工的熟成用エテホン使用認可に関する指示

Direction regarding permission for use of ethephon for artificial ripening of fruits. (Uploaded on: 16.08.2018)
https://fssai.gov.in/dam/jcr:e282b5ab-623d-4b4b-b814-eb747475812a/Direction_Artificial_Ripening_Fruits_16_08_2018.pdf
エチレンガスの発生源としてのエテホンの使用に関して照会があったため明確にする。小袋に入ったエテホン粉末は直接果物に接触しなければ使用できる

  • 「果物の人工的熟成:エチレンガス、安全な果物熟成剤」についてのガイダンス

Guidance Note on "Artificial Ripening of Fruits: ethylene gas- a safe fruit ripener". (Uploaded on: 16.08.2018)
https://fssai.gov.in/dam/jcr:f81fbbb8-586a-444e-91f8-280e4be3b1b4/Guidance_Note_Fruits_16_08_2018.pdf
果物は最良の自然食品である。近年その利点が周知されたことと年中入手可能になったことから消費量が増えている。果物の取引には遠距離輸送が必要である。マンゴやパパイヤ、バナナのような果物は熟してから輸送するとダメになるので長距離輸送や貯蔵ができない。従って通常未熟なまま収穫して販売される場所で人工的に熟させる。ある種の果物の供給には人工的熟成が重要であることを考慮し、FSSAIは熟成にエチレンガスを使うことを認めた。エチレンガスの発生源はいろいろある。エチレンガスの値段の高さや入手困難さから、取引業者はしばしば安全でなく禁止されているカーバドガスのようなものを使っている。このガイドは事業者や取引業者、消費者、食品安全担当者に果物の人工熟成について啓発することを目的とする。またエチレンガスを使った果物の熟成の詳細や信頼できる入手源についても記す。
(インドでは人工的追熟は危険とかいう言説が流行していて混乱している模様)