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食品医薬品安全処、液状電子タバコの成分分析法にニコチン、フタル酸エステル類などの成分分析法を追加

2018-08-31 最先端分析チーム
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43007
食品医薬品安全処食品医薬品安全評価院は、液状電子タバコからの「排出物」に含まれるニコチン、フタル酸エステル類など13成分を追加して、ニコチンなど20成分の分析法を収載した「液状電子タバコ成分分析法」を改訂発刊した。
排出物(Emissions)とは、タバコ製品を使う過程で排出される物質である。
今回の改訂パンフレットは、関連機関や関連研究者に液状電子タバコ排出物に含まれた有害性分の分析法を提供するために作成されたもので、2016年には揮発性有機化合物類およびカルボニル化合物類など7成分に対する分析法を収載したパンフレットを発刊ている。
今回追加された成分は、アセトンなどカルボニル化合物類3成分、ニコチン、プロピレングリコールなど溶媒2成分、ジエチルヘきシルフタレート(DEHP)などフタル酸エステル類3成分、N-ニトロソノルニコチンなどタバコ特異ニトロソアミン類4成分など。
安全評価院は、今回のパンフレットを通じて液状電子タバコ関連有害成分分析研究などを支援することを目的としており、今後もタバコ製品管理のための多様な分析情報などを持続的に提供することを明らかにした。