食品安全情報blog過去記事

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意見等

  • シフルフェナミドの既存MRLsレビュー

Review of the existing maximum residue levels for cyflufenamid according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005
EFSA Journal 2018;16(10):5416 1 October 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5416
さらなる検討が必要。

  • 有効成分エトプロホスの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance ethoprophos
EFSA Journal 2018;16(10):5290 3 October 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5290
ジャガイモの殺線虫剤と殺虫剤としての使用。情報不足と懸念が確認された。

  • EFSA会議終了「協同、協同、協同」

EFSA conference closes: ‘Collaborate, collaborate, collaborate’
21 September 2018
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/180921
「私が最も伝えたいのは、『協同、協同、協同』である。優れた科学だけでは十分でないからである」EFSAの科学、食品、社会の会議の後にEFSAの事務局長Bernhard Url氏は述べた。
この会議は彼の予想を超えており、「この見解の広がりと多様性にまだ圧倒されている」ことを付け加えた。全世界から1,100人以上の代表者が出席し、ライブビデオのリンクを介してさらに800人が見守った、イタリアのパルマでの4日間のイベントの最終日にUrl博士は演説した。社会と連動し理解しあって将来に向けた経験を展開するために、リスク評価科学の新しい視野から、議論は広範に渡った。
前もって彼は聴衆に「私達は混乱させる出来事や不安定をものともせずに私達の科学の品質や価値を守り改善し続けなければならない」と話していた。彼はこの会議を一連の魅惑的な新しい島々を訪れる4日間の科学クルーズになぞらえた。この旅で学んだ全ての知識を吸収するには時間がかかるが、それは爽快で刺激的な経験だった。
Url博士は、この会議はEFSAが今後課題や不確実性を扱うのに役立つ、たくさんのアイデアや洞察力を生み出したと付け加えた。「そこにはたくさんの断片的な知識がある」彼は代表者に述べた。「だが、この4日間は共同作業による産物の良い例だった。私達はたくさんのアイデアや共同思考を生み出した。」
この会議の詳細な報告書はやがて発表される。各委員会のビデオ記録は今後数週間のうちにEFSAのウェブサイトで閲覧可能になる。