サイバー調査団 2018-10-02
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43059
「クレンズジュース」ダイエット、デトックスなどに効能・効果はない
一般的野菜ジュースとの差なく虚偽・誇大広告にだまされてはいけない –
食品医薬品安全処はオンラインショッピングモールで販売されるジュース製品を対象にダイエット・毒素除去(デトックス)などに効果があるという虚偽‧誇大広告行為を集中点検して、218オンラインサイトで販売されている25製品と販売業者97ヶ所を摘発した。
また、‘クレンズジュース’と広告する製品が実際栄養学的には一般的果物野菜ジュースと特別な差がなくて医学的にも効果がないので、消費者は注意が必要である
虚偽‧誇大広告で摘発されたタイプは、▲デトックス(解毒)効果標榜など事実と異なる内容の広告139件(63.8%)▲ダイエットなど健康機能食品と誤認する可能性のある広告45件(20.6%)▲抗がんなどの疾患の予防・治療効果を標榜する広告34件(15.6%)など
一方食薬処(サイバー調査団)は、ダイエット・デトックスに効果があると宣伝している商品と一般のジュース製品を回収して、栄養成分を比較・分析した結果、カロリー‧ナトリウム‧糖類の含有量などの違いはなかった。
*製品100mlあたりの総カロリー40〜46Kcal、ナトリウム37〜54mg、糖類19〜22g含有
また、食品が体の毒素を抜く、血を取り除く、または皮膚細胞の老化を抑制し、がんを予防するというのは、虚偽‧誇大広告であり、健康維持には人体に有用な成分を含有した食品を選択することが望ましい。
韓国栄養学会は、「果物‧野菜を毎日適量摂取することが健康に良いということは普遍的な事実だが、「クレンズジュース」製品が科学的にダイエット‧抗酸化‧老化防止や毒素の排出などに効能があるとは検証されなかった」と説明した。
肥満学会は、「体重を調節するために「クレンズジュース」製品を食事の代わりに摂取した場合、栄養欠乏など健康を害する可能性があり、基礎代謝を落としてむしろ太る可能性ももある」と言う。
食薬処は今後も疾病を治療‧予防するとか医薬品のように広告する製品に対するモニタリングを強化する予定であり、違反製品が発見された場合行政処分及び告発など措置する計画である。