健康機能食品政策課 2018-10-09
http://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=42978
KBSが'18.10.8.(月)報道した『紅参製品で環境ホルモン推定物質多量検出』などに関して次のように説明する。
食品医薬品安全処は7月に環境汚染物質汚染疑い情報を入手し、国内全体紅参製造業社300余ケ所中紅参濃縮液を製造する業者について汚染源調査及び汚染懸念製品を回収検査した。
紅参濃縮液製造業社126か所中フタル酸含有プラスチック材質などを使ってアルコールで紅参成分を抽出する所が47か所だったため、これら47業者の49濃縮液製品と対照目的に水100%抽出業者(3か所)の6製品を回収検査した結果、35か所36製品から一部フタル酸成分が検出された。
紅参濃縮液製品で検出されたフタル酸量は一日暴露量をもとにリスク評価した結果、リスクはないと確認された。フタル酸が検出された紅参濃縮液を一生摂取するという前提で、リスクはTDIの最低0.18%から最高49%未満だった。
紅参を蒸したり濃縮液を抽出濃縮する工程でのプラスチック材質器具容器が汚染源であることがわかったので、製造業社にステンレスまたは他の素材に交換するように支持した。
一方、多様な経路で混入する環境汚染物質の特性上、我が国を含み、世界的に食品にフタル酸基準はない。
今回のフタル酸検出の件は科学的なリスク評価で安全な水準と確認され、汚染源を明確にして除去措置を取ったのでKBS記事でも言及したように国民がそれほど心配する必要はない。
同時に食薬処は来年(2019年)に紅参及び紅参製品を含むすべての食品からの国民のフタル酸暴露量を調査(2013年に1次調査実施*)する計画である。
*食品モニタリング及び人体暴露量評価結果安全な水準(DEHPは人体暴露許容量の1/5水準)