食品安全情報blog過去記事

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FDAはゴマアレルギーと食品表示について情報募集

FDA Asks for Input on Sesame Allergies and Food Labeling
October 29, 2018
https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm624462.htm
FDAは米国におけるゴマアレルギーの頻度と重症度、アレルゲンとして表示する必要があるかどうかについて情報を募集する。現在ゴマはアレルゲン表示は必要なく、一部の状況では食品成分としても表示除外である

  • FDAの新しいゴマアレルギー表示検討についてのScott Gottlieb長官の声明

Statement from FDA Commissioner Scott Gottlieb, M.D., on the FDA’s new consideration of labeling for sesame allergies
October 29, 2018
https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm624484.htm
食品リコールの主な原因である表示されていないアレルゲンは重大な公衆衛生問題であり続けている。現在主要アレルゲンとして表示を要求しているのは乳、卵、魚、貝類、木の実、ピーナッツ、小麦、大豆で、これらが米国の重大なアレルギー反応の90%を占める。残念ながら近年ゴマアレルギーが増加している懸念があり米国で0.1%以上であることが示唆されているがアレルゲンとして表示されてはいない。「天然フレーバー」や「スパイス」として表示されて含まれるものもある。また「タヒニ」がゴマペーストであることを知らない人もいる可能性もある。FDAはゴマの表示に向けた最初のステップとして情報提供要請を発表した。