英国食品基準庁は他にも面白い「アドバイス」をたくさん載せているので、直接読める方は是非ご覧ください。
もちろん今後もいろいろ取り上げていきたいと思っています。
望ましい食事というのは英国人と日本人でそれほど違わないのだけれど、「常識」というのは国によって違うようで。
英国で多いのはベジタリアンに関する情報と肥満への警告。
ベジタリアン用の食品ですが、成分が植物由来というだけで見かけや味はほとんど動物性のものと変わらないようなものがいろいろ開発されているようです。そのために高度の加工技術やエネルギーや特殊な材料を使うわけで、それって何のためにベジタリアン?と思わないでもないです。まあ余裕のある方の趣味なんでしょう。卵と牛乳はかまわないというベジタリアンには特に栄養上も問題はないようですが、厳格なベジタリアンには時々栄養不良があるようです。
肥満については先進国共通の問題。だから高カロリーの脂肪を取り過ぎないように、という話がしょっちゅう出てきます。肉食主体だとどうしても脂肪過多になるのでしょうが・・・鶏肉の皮は個人的には食べたいのですが。
それから注目すべきは塩分に対して厳しいこと。
一日の食塩摂取量6g目標というのはかなり厳しい数字です。
ラーメン食べたり寿司食べたりするとすぐオーバーですね。心血管系疾患のリスクを下げるのは大変・・・。