食品安全情報blog過去記事

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“健康食品検査なく許可, 不信招来”報道に対して  (2004.09.18)

http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/hot_issue.taf?f=user_detail&num=95
2004年9月18日、テレビ放送で人体でのデータなしに動物試験だけで機能性を認証する制度は問題で、消費者の選択のためには正確な情報伝達が不足しているとの内容の報道があった。
食薬庁では健康機能食品原料成分の安全性・機能性の認定は、食薬庁と外部専門家で構成された審議委員会により科学的根拠に基づいて行っており、その科学的根拠の水準は4段階に分けている。
食品の機能性はin vitro実験・動物実験疫学調査・ヒトでの試験などで確認することで、食薬庁で認めた原料の中で「いまだにヒトでの試験により確認されたことがない・まだ科学的根拠が不足している」という表示はヒトデータが不足あるいは水準が低いということであって全く科学的根拠がないという意味ではない。
今後とも認められた機能性の内容が正しく消費者に伝わるように、消費者の選択の際に混乱することがないように、正確な情報の伝達に努力する。