食品安全情報blog過去記事

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“市販野菜類農薬まぜこぜ” (消費者保護院) 報道と関連して  (2004.09.17)

http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/hot_issue.taf?f=user_detail&num=94
2004年9月16日のニュースで、消費者保護院の検査で、市中で販売されている野菜類10品目136検体中18検体(13.2%)で残留農薬基準値を超えているものが見つかったこと、18件のうち13件は当該農作物での登録がないものであったことなどが報道された。
食薬庁の見解としては、今回の検査結果は食薬庁及び農林部の検査での基準違反率1.4〜2.6%より高く、試料の数が少ないことや夏場で梅雨直後の検査であったこと、基準の適用方法などが影響していると考える。食薬庁では登録がない農薬については最低基準を適用することにしている。
一般的に夏場及び梅雨直後に収穫した野菜類は病害虫の発生も多い時期なので残留農薬も多い傾向にある。そのためこの時期の野菜についてはよく洗うか茹でて食べるようお勧めしている。


FSANZ(オーストラリア・ニュージーランド