食品安全情報blog過去記事

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ミニカップゼリー流通・販売など暫定禁止措置 (2004.10.13)

http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=544
食品医薬品安全庁は最近ミニカップゼリーやタコなどの摂取による死亡事故が発生しているため、食べ物の摂取に注意を喚起した。食べ物による窒息などの物理的危害は食品自体の特性とともに消費者の不注意により被害の起こる確率が高くなるので、子どもや高齢者などには特に注意が必要である。
特にミニカップゼリーは子どもの嗜好食品であるだけでなく危害の程度も大きいので、2001年10月にグルコマンナンやコンニャクを含むミニカップゼリーの製造・輸入・流通・販売などを禁止している。しかしこれだけでは危害を根本的に取り除くことができないと判断し、2004年10月12日、直径4.5cm以下の全てのミニカップゼリーの流通・販売を暫定的に禁止した。さらに今後関連製品の物理的特性・形態及び大きさなどに対する諸般危害要因を科学的に分析して意見募集を行った上で根本的対策を準備する。
一方食品の流通過程にあるこれら製品の迅速な除去のため関連製造・輸入業者の回収を促進するとともに市・都などを通してこれら製品の管理を徹底するように指示した。また食品販売業者においては関連製品の陳列・販売を慎むよう要請する。
また消費者には食品による窒息事故は子どもや高齢者に多いこと、これら以外の食品でも誤った摂取などで窒息は起こりうることから十分注意するよう呼びかけ、もし事故がおこった場合には速やかな救急措置が必要であることを呼びかける。