Opinion adopted by the CONTAM Panel on 22 September 2004
14 October 2004
http://www.efsa.eu.int/science/contam/contam_opinions/644_en.html
フッ素は環境中に豊富に存在する元素で、動物や飼料や水を介して暴露される。さらに植物中より土壌中濃度のほうが平均濃度が高いため、天然にフッ素濃度の高い土壌から得られた飼料中に混入する土壌成分が反芻動物や馬の暴露源となる。フッ素は必須元素でもあり、低フッ素により成長阻害や不妊・歯のエナメル質の強度不足などがおこる。フッ素の過剰摂取は骨や歯の異常を誘発する。天然の牧草地や飼料中のフッ素濃度で毒性があるという証拠はないが、工業地域近傍で育てられた牧草に偶発的に高濃度の汚染がある可能性は否定できない。ミルクや卵を含む可食部への移行は僅かであるため、家畜からの経路はヒト暴露において重要ではない。
KFDA 韓国