食品安全情報blog過去記事

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砂糖大根粉砕物中の骨片について 専門家会合後の意見

19.01.2005
http://www.bfr.bund.de/cm/208/knochenfragmente_in_zuckerruebenschnitzeln_sachstand_neu.pdf
ドイツで生産された動物飼料用の砂糖大根粉砕物中に顕微鏡で骨や毛が観察された。
2001年から食用の家畜には動物由来タンパク質を与えることは禁止されている。この件で動物の種類とBSEリスクの評価が依頼された。BfRは2004年12月1日に初期の見解を表明し、2005年1月10日に専門家会合を経て今回のリスク評価を発表する。
砂糖大根粉砕物中に検出された動物はラット・マウス及びブタの可能性がある。野生の齧歯類が家畜の牛やその排出物に接触してBSEに感染することは現時点では考えられず、今回の砂糖大根粉砕物からのBSE感染リスクはないと結論している。


AFSSA フランス
2004.12.21