食品安全情報blog過去記事

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2004年度輸入食品検査現況

(2005.01.26)
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=631
食品医薬品安全庁は2004年度に輸入申告された食品総196,968件(金額65億400万ドル)を検査した結果、196,013件(金額64億9500万ドル)が適合判定を受けて国内に流通し、955件(金額8528万ドル)が不適と判定されて廃棄・返送等の措置をしたことを発表した。2004年輸入状況は2003年度と比べて申告件数では6.3%、量では3%,金額では12.1% 増加した。
分類別では農産物が32,316件で16.4%、加工食品が110,967件で56.3%、食品添加物が27,613件で14.0%、器具または容器・包装が20,256件で10.3%、健康機能食品が5,816件で3%を占めた。
国家別輸入量ではアメリカ、オーストラリア、中国、ブラジル、フィリピン、グアテマラの順でこれら6ケ国から輸入した量は総輸入量の83%を占めた。金額ではアメリカ、中国、オーストラリア、ブラジル、日本、イギリスの順だった。
また不適率は総196,968件中955件で0.49%であり、2003年度0.54%に比べて0.05%減少した。内訳は加工食品613件、健康機能食品233件、水・林産物53件、食品添加物31件、器具または容器・包装が25件であった。健康機能食品は法律が施行された2004年1月31日以降総5,816件(金額4億3283万ドル、重量11,472トン)が輸入されてこのうち233件(金額502万ドル,重量151トン)が不適と判断され、これは不適件数全体の24.4%を占めた。不適理由では基準規格違反が30.1%で最も多く、次いで微生物・食品添加物使用基準・輸入申告違反などであった。国家別では中国,アメリカ、日本、タイ、フランス、オーストラリアの順であり、重量ベースで中国が全体の73.8%を占める。