食品安全情報blog過去記事

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Pangasian州は魚中毒対策をすすめる

P’sinan steps up efforts vs fish poisoning
毒のあるハゼgobyや海藻を食べたことによる死亡がAlaminos市Sual及びBolinaoタウンで2002年から12件も報告されていることから、州政府は啓発キャンペーンを行っている。
5月30日にSualでハゼ中毒で3人が死亡し24人が入院し、6月1日にはDagupan市で死亡が報告されている。記録によれば1997年にはDagupan市で地方名bunor/bunog/biyaと呼ばれるハゼを食べて3人が死亡し、Alaminos市ではbotete/pulutanと呼ばれるフグを食べて1人が死亡している。
Bolinaoでは2002年9月にkulotと呼ばれる海藻を食べて4人が死亡している。試験結果からはkulotそのものは毒ではなく、それに付着していた生物が有毒であった。他にも多数の死亡が報告されていることからBFARは2月16日にハゼやフグに関する助言を出した。さらにツムギハゼ(Gobius criniger)とフグ(Lagocephalus lunarisドクサバフグ, Lagocephalus lagocephalusクマサカフグ)に関して採取・販売・消費を永久に禁止する措置が執られたが、この禁止は注目されていない。



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