食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

あなたと植物エストロゲン−消費者への情報

http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=30707&Pge=0&CCH=050718160948:26:4&cwSID=D7567573B7414422A567C5A0B74D06EC&AID=0
2005年3月にAFSSAは「食品中植物エストロゲンの安全性とメリットについて」という報告書をこのサイトに発表した。
以下は消費者向けのQ & Aである。

Q & A
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/PE080705.pdf
植物エストロゲンとは何か
植物エストロゲンはヒトエストロゲンと同じか
どこにあるか
販売されている商品中の植物エストロゲンはどうやって知るか
植物エストロゲンの作用は
植物エストロゲンの乳幼児への影響は
豆乳は乳児のミルクの代わりになるか
ホルモン補充療法と閉経
植物エストロゲンはホルモン補充療法の代わりになるか
ホルモン補充療法を止めた患者に植物エストロゲンは薦められるか
植物エストロゲンは成人にとって危険か
アジアにおける状況はフランスに当てはまるか
結論
植物エストロゲンは実験室でエストロゲン活性のある野菜の成分で、ヒトにおいては同定は困難である。最も良く研究されている植物エストロゲンイソフラボンである。植物エストロゲンは食品に含まれ、医薬品ではない。植物エストロゲンが閉経後の疾患に有効であるかどうかについての科学的根拠は充分ではない。
アジアで報告されている骨粗鬆症や乳ガンが少ないことは大豆や植物エストロゲンが原因と確認されたわけではなく、他の因子も関与している可能性がある。用心のため、3才未満の子どもや甲状腺機能低下患者、乳ガンの家族歴のあるヒトには薦めない。植物エストロゲンの消費量は増加しているが、過剰に摂取することのないよう助言する。

ホルモン補充療法についてのサイト
http://afssaps.sante.fr/htm/10/ths/indths.htm



BfR ドイツ