食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

輸入魚類に発ガン物質含有可否検査

(2005.07.14)
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=787
食品医薬品安全庁長は輸入魚類に発がん性の懸念のあるマラカイトグリーンが使われているという国外情報により、輸入段階でマラカイトグリーンの残留を検査することを14日発表した。
マラカイトグリーンはカビ・細菌感染防止剤及び産業用色素(染料)として魚類を養殖する際、受精卵の消毒や養殖・運搬・保存の過程で使われると推定されている。
マラカイトグリーンは値段が安く効果が非常に優秀であるため広く使われてきたが、90年代初頭発がん性の疑い有りとされて世界的に使用が禁止された。
食品医薬品安全庁はマラカイトグリーンを使用している可能性が高いウナギ・スッポン・サーモン及びこれら製品に対して通関段階で検査を行う。
通関段階の検査結果を総合・分析した上で必要な場合は輸入段階の全ての魚類又は市中流通製品にまで拡大して検査を実施する計画である。