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食事と健康−BBSRCの出資した食事と健康に関する研究についての一般人の態度

最終報告書
Diet and Health -Public Attitudes towards BBSRC-funded Research into Diet and Health Final Report August 2005 http://www.bbsrc.ac.uk/about/pub/reports/dietandhealth_12_10_05.pdf
PDF90ページ
今後の研究の方向性と一般の意見を比較するための研究。
主な内容としては
・食事と健康についての研究への認知度と理解
食事と健康についての研究への認知度は広いが、実際に科学的判断がどういう風に行われるかについての認知度は低い。
・優先的研究分野
病気の予防や肥満対策、食品の栄養価についての研究の優先順位は高く、食品の味や色・見た目についての研究の優先順位は低い
・研究に出資するための評価項目
最も重要な要因は将来の健康問題の予防と、公衆への利益(生活の質の改善)がその研究によって見込めるかどうかである。
公共の資金は特定企業の利益につながる研究ではなく一般人の利益となるような研究に使われるべきだと考えられている。



Institute of Food Science and Technology (ISFT)