食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

水道水の質に関する全国調査

A National Assessment of Tap Water Quality
December 20, 2005
http://www.ewg.org/tapwater/findings.php
42州の水道水から合計で140以上の規制値のない化学物質が検出された。
分析は2200万件で、検出された物質は260物質である。119物質については規制値のある物質で141物質は安全基準がない。
EWGの調査では基準値のある物質についてはほぼ100%守られていることも明らかにした。従って基準値がない物質についてはEPAの失策である。検出された260の物質のうち、EPAが強制力のある基準値(MCL)を定めているのは114物質のみで、5物質は強制力のない基準がある。残り141物質については健康を守るための基準値がない。
141物質中40物質は100万人以上が供給されている水に検出され、20物質は1つの系で一度だけ検出されたものである。
データはEWGのウェブサイトから無料で提供されているが、EPAを含む複数の政府・政府機関がこのデータを批判している。


(全ての検査のうちたった一度1ppb以下であっても検出されたら検出された、基準値がないから危険だ、極微量でも有害物質だと煽るから批判されているんでしょうに)


ACSH