食品安全情報blog過去記事

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食品医薬品安全庁危害物質中心の事前予測的安全管理システム構築

(2006.03.21)
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=927
食品医薬品安全庁は有害物質団新設(1月24日)を契機に、既存の摘発・取り締まり主体の安全管理体系で得られた危害情報をもとに、事前予防的・科学的食品安全管理を遂行するシステムを構築・運営することを発表した。
この一環として食薬庁は上半期にトウガラシ・ピーナッツのカビ毒(アフラトキシンB1)汚染の有無など国内外で問題となったことがある有害物質に対する先行調査を実施している。
今度の調査は6地方庁と合同でまず23種の食品に対して抗生物質残留農薬など有害物質の汚染があるかどうかを検査することになる。
この結果は終了次第発表する予定であり、検査の結果によっては追加の調査を行うことや規格・基準のないものについては必要に応じて規格・基準を設定し、汚染が検出された食品については評価を行ってから回収・廃棄などの措置を執る計画である。食薬庁は昨年も今回のような先行調査を行い、ウナギのマラカイトグリーン検査強化、ビールのホルムアルデヒド暫定基準設定などを行っている。