食品安全情報blog過去記事

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ソフトドリンクのベンゼン濃度は基本的に許容できる

Soft drink benzene levels primarily acceptable
22.06.2006
http://www.evira.fi/portal/en/food/current_issues/?id=148
フィンランド食品局Eviraの委任によりソフトドリンク中ベンゼン濃度の調査が行われた。検査総数は56で、その多くからはベンゼンは検出されなかった。
11検体から10 microg/L未満のベンゼンが検出された。4検体からは10 microg/Lを超えるベンゼンが検出された。4検体はいずれもVip Solo Orangeライトで、食品安全局は製造業者に対し10 microg/Lを超えるベンゼンを含むロットの回収を命じた。
食品安全局の要請に従って飲料製造業者はベンゼンが10 microg/Lを超える場合には製品の製造法を見直すなどの対応を執るだろう。もしベンゼン濃度が10 microg/Lを超えていて製造業者が任意の回収を拒否した場合には食品安全局が回収を実施する。
商品名や検出量などデータの詳細は以下(フィンランド語)
http://www.evira.fi/portal/fi/elintarvikkeet/ajankohtaista/?id=145
最も高い濃度で38 microg/L、次いで18、17、16 microg/L。


ヘルスカナダ