食品安全情報blog過去記事

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食品企業はアイオワ州立大学の新しい大豆油をテストする

Food companies to test new soybean oil from Iowa State University
06-21-06
http://www.iastate.edu/~nscentral/news/2006/jun/soybean.shtml
アイオワ州立大学が作り出した新しい大豆油は通常の大豆油の二倍量のオレイン酸を含み、リノレン酸は僅か1%しか含まない。
この油がこれまでの未硬化大豆油より安定かどうかを企業がテストする。
通常の大豆油は、長持ちさせるために部分硬化を行うがその時トランス脂肪も生じる。リノレン酸含量が少ない油は硬化反応無しで使える可能性がある。
アイオワ州立大学のWalter Fehrらのチームは、日本の佐賀大学の研究者から50%オレイン酸の大豆系統(通常の大豆は28%オレイン酸)を入手し、交配により改良した。日本の品種はアイオワでは熟すまで育たず、リノレン酸含量が高かった。できた品種はオレイン酸が50%以上でリノレン酸が1%であった。



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