Antimicrobial Resistance: Implications for the Food System
June 26, 2006
http://members.ift.org/IFT/Research/IFTExpertReports/antimicrobial_report.htm
食品製造における抗生物質使用による耐性獲得への懸念についての専門家委員会の見解。
このサイトから報告書全文及び要約・プレスリリースへリンクがある。
抗菌活性のある物質を作物や食用動物育成に使用することは良質の食品生産に必要であること、微生物の抗生物質耐性獲得は自然にも起こり得ることなどを述べ、家畜に抗生物質を使わないという選択は賢明ではないとしている。
特にヨーロッパにおける成長促進用としての抗生物質使用禁止の結果、病気に罹る動物が増え、治療用の抗生物質（成長促進用より高濃度）を使用することになり結果的に抗生物質使用量が減少していないと指摘している。従って最も適切な使用方法を選択して使用する方向への政策転換が必要だとしている。
