食品安全情報blog過去記事

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ビタミンC飲み物製品などベンゼンモニタリング検査及び低減化推進結果

(2006.07.20)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1006
食品医薬品安全庁は去る4月13日、ビタミンC飲料製品からベンゼンが検出されるという事実を発表して関連業者に自主回収を勧告する一方製造方法改善などを促した。
以後継続的なモニタリング及び業界の積極的な低減策推進の結果、大部分の製品でベンゼンが検出されないか濃度が低下したなどの改善が見られた。
今年6月14日から7月14日まで35業者58製品に対する収去検査の結果、大部分の製品からベンゼンが検出されず、6製品から1.5-11.7 ppbベンゼンが検出されたが10 ppbを超えていたのは1製品のみであった。
この間の食薬庁ベンゼンモニタリング結果では
1次1回(3.8-3.15): 37個製品中 36件検出(1.7−262.6ppb)、10ppb以上 30件
2回 (4.5−4.7): 30個製品中 27件検出(5.7−87.7ppb)、10ppb以上 15件
2次 (4.14−5.22): 33個製品中 18件検出(1.8−37.6ppb)、10ppb以上 9件
3次 (6.14−7.14): 58個製品中 6件検出(1.5−11.7ppb)、10ppb以上 1件
※食品に対するベンゼン管理基準はないがWHO及び韓国の飲料水水質基準は 10ppbである
食薬庁はベンゼン濃度が10 ppb以上検出された飲料については自主回収を勧告している。