食品安全情報blog過去記事

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WHOと協力機関は偽造薬との闘いを加速する

WHO and partners accelerate fight against counterfeit medicines
15 NOVEMBER 2006
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2006/pr69/en/index.html
ウェブサイトで販売されている医薬品の最大50%は偽造品である。
ボンでIMPACT (the International Medical Products Anti-Counterfeiting Taskforce国際医薬品反偽造タスクフォース)の最初の会合が開催された。
偽造品には活性成分の含まれないものから非常に有毒な物質の含まれるものまでがある。これらは患者の治療を妨げたり薬物耐性を誘発したりすることで有害であり、場合によっては死亡をもたらす。
WHOとOECDと医薬品保障協会の最近の共同推定に拠れば、ラテンアメリカ、東南アジア、サハラ以南のアフリカの一部地方で販売されている医薬品の30%は偽造品である。
新興経済地域では約10%、ただし旧ソビエト連邦では20%、先進国では1%が偽造品と推定される。ただし不法インターネット販売の50%は偽造品である。

偽造医薬品ファクトシート
Counterfeit medicines
14 November 2006
http://www.who.int/medicines/services/counterfeit/impact/ImpactF_S/en/index.html