食品安全情報blog過去記事

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アヒルの卵の検査結果は満足できるものである

Duck egg tests satisfactory
November 15, 2006
http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/061115/txt/061115en05010.htm
市販されているアヒルの卵10個を検査したところ、色素は検出されなかった。
この検査は中国本土でアヒルの卵からSudan色素が検出されているという報告を受けて 行われたものである。


関連ニュース
新華社通信
ヒルの卵の黄身をSudan IVで染めているというニュース
ttp://news.xinhuanet.com/video/2006-11/12/content_5319983.htm
大きくて黄身が赤い(黄色よりオレンジ色)卵は高級品で栄養価も高いという理由で高値で売れる。そのためSudan IVで黄身を赤くする、らしい。
(ニワトリの餌に混ぜると卵の黄身が赤くなる)


国家食品安全網
国家質検総局は卵のSudan赤検査強化を求める
2006-11-15
ttp://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W192/A64015839.html
最近河北省などの地域で養鶏にSudan IVを含む飼料を使用して「紅心」卵を生産しているという国内報道があった。Sudan I、 II、 III、 IVは工業用色素であり食品に使用することは禁止されている。卵製品の安全を確保するため、質検総局は各部門に卵製品の品質検査を要求した。


天津市は緊急にSudan Red IVを含む「紅心」(黄身が赤い)アヒルの卵に対応する
2006-11-15
ttp://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W205/A64015829.html
11月12日に北京市で販売されていた「紅心鴨卵」(白洋淀特産品と公称していた)にSudan IVが使われていると報道された問題で、天津市政府はこれを重大問題として対応した。
11月13日に天津市食品安全委員会事務局から緊急通知を発し、全市に「紅心」問題対応を求めた。市場や販売店や製造業者の卵を検査し、消費者に警告するなどの対策を行う。


北京市政府食品安全事務局は紅心鴨卵の検査結果を発表した
2006-11-15
ttp://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W192/A64015837.html
新華社北京11月14日報道によると、北京市政府食品安全事務局は14日午後、市場に出回っている紅心鴨卵14検体中6検体から0.041 ppm-7.18 ppmのSudan Red Bを検出したと発表した。そのうち5個は河北省産、1個は湖北省産であった。検査した項目はSudan Red I、 II、 III、 IV、B、7Bの6項目である。
現在生産業者の立件のための調査を行っている。



WHO