食品安全情報blog過去記事

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声明 食品表示に関するメディア報道について

Statement Media Coverage on Food Labelling
24 November 2006
http://www.foodauthority.nsw.gov.au/mr-24-11-06-NSW-Food-Authority-statement-labelling.html
各種メディアが昨年食品局が行った栄養表示についての研究報告について報道している。
その研究結果はAsia Pacific Journal of Clinical Nutritionに最近発表されたもので、食品局はシドニー大学にその結果の評価を依頼している。
食品局による研究はFSANZの導入している国家的栄養表示についてより広く情報収集することを目的としたものである。栄養情報の変更は国による手続きを経て行われる。
FSANZは来年表示に関する全ての問題を評価することを示唆している。
重要なことは、食品製造業者が消費者を騙そうとしていることを示唆するものは何もない、ということである。食品局による予備的調査では、栄養成分の検査法と食品の加工法により違いが避けられないということである。この研究は規制執行活動の際に必要な確実性の情報を提供するものである。食品局は消費者の安全で健康な食品選択のため、この問題の真相を探る。
問題の論文は以下
食品表示にある栄養情報の精度について
STEFAN U FABIANSSON
Precision in nutritional information declarations on food labels
Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition vol 15, issue4 http://www.healthyeatingclub.com/APJCN/Volume15/vol15.4/abstracts.htm#Rao
350検体の栄養表示を調査したところ、測定値と表示の違いは成分毎に-13%から+61%までで、違いが± 20%に収まっていたのはわずか16%であった。




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