食品安全情報blog過去記事

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MSCナポリの残骸:食品安全上の助言

Wreck of MSC Napoli: food safety advice
Friday 26 January 2007
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2007/jan/napoli
FSAは、東デボン海岸ライム湾のMSCナポリの残骸周辺地域で捕獲した魚の安全性についての助言を発表した。MSCナポリ座礁により約200個の積荷と比較的少量の油が流出した。この船には有害化学物質も積まれていたがこれらはまだ船にある。船に残っていた油は回収され積荷の安全も確保されている。環境庁などが水やその他の物質の検体採取を行っている。現時点でライム湾で捕獲された魚介類の安全性に影響するような汚染があるという証拠はない。FSAは人々に対しては事態が変わり次第助言を行う。
漁民に対しては通常の食品安全上の取り組みを続けるように再確認する。さらに油の影響のある地域で採取した二枚貝については炭化水素の許容量を超える可能性がある。海洋漁業庁の助言に従うように。