食品安全情報blog過去記事

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ネジブタから食品への可塑剤の移行

06.03.2007
http://www.bfr.bund.de/cm/216/uebergang_von_weichmachern_aus_twist-off-verschluessen_in_lebensmittel.pdf
ネジブタ付きガラス瓶に入った食品190検体、特にソースなどの油分の多い食品から可塑剤が検出され、BfRはリスク評価を行った。
可塑剤はPVCなどのプラスチックを柔らかくするために使用されており、その毒性は物質により異なる。検出された食品による摂取量推定ではTDIを上回り、特にDEHPについては、別の物質に変えるか、可塑剤を含む素材を食品と接触しないようにするなどの対策が必要である。
検出された量
パスタソース DINP/DIDP 471 mg/kg、DEHP 155 mg/kg、DEHA 175 mg/kg
油漬け野菜 ESBO 423 mg/kg、 DINP/DIDP 405 mg/kg、DEHP 205 mg/kg、DEHA 77 mg/kg
パスタソース ESBO 812 mg/kg、 DINP/DIDP103 mg/kg、DEHP 205 mg/kg
など