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共同情報更新:FDA/USDAは汚染動物飼料についての情報を更新

Joint Update: FDA/USDA Update on Tainted Animal Feed
04/28/2007
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01620.html
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2007/04/0121.xml
USDAとFDAはメラミンとメラミン関連物質を含む輸入米蛋白質濃縮物の調査を継続している。現在入手できる情報に基づき、FDAとUSDAは汚染飼料を与えられたブタの肉を食べることにより健康被害がおこる可能性は極めて少ないと信じる。USDAとFDAは念のためいくつかの対応を行っている。4月26日に発表したように、汚染飼料を与えられたブタは食品としては供給されない。
4月22日にFDAが発表したように、中国から輸入された米蛋白質濃縮物にメラミンとメラミン関連化合物が含まれていた。この製品は農産物の輸入販売業者であるWilbur-Ellisが輸入した。同社が中国からの輸入を開始したのは2006年8月で、汚染に気がついたのは2007年4月である。現在進行中の調査に置いてFDAはこの米蛋白質はペットフードの製造に使用され、ペットフードの一部が動物飼料製造に使用されたことを突き止めている。さらに2006年8月以降の製品の追跡を行っている。
現時点では加工豚肉製品によるヒト健康被害の根拠はなく、これらの動物由来の加工肉製品のリコールは行われていない。調査は継続している。もしヒトに対して有害影響があるという根拠があれば適切な対応が執られるであろう。

なおリコール対象ペットフードがさらに増えている