食品安全情報blog過去記事

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窒息危険カップ入りゼリー製品に対する追加回収など措置

(危害管理 チーム 2007.06.07)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1216
食薬庁は最近台湾産輸入カップ入りゼリー製品を食べた子どもが窒息した事件が発生したため、事故を起こした製品を含む市中流通中の輸入及び国産カップ入りゼリーなど16社27製品を検査した。その結果事故製品の圧搾強度(物性)が12N(ニュートン)であったため、これを超過した製品10社12製品(輸入10件、国産2件)については追加回収などの措置を行い、輸入・販売を禁止すると発表した。
(事故製品である台湾産ゼリーについては2007年5月28日付で回収及び輸入禁止
回収対象商品は以下
(製品名)
これらの製品が小売店又は一般家庭にある場合は購入先に返品するように、消費者には食べないようにお願いする。
食薬庁はこれまでは全てのゼリー製品について直径又は最長部分の長さが4.5cm以下の場合は7 N以下、4.5 cm以上は12N未満と暫定的に設定しているが、今後はコンニャク・グルコマンナンに加えて16種のゲル化剤の使用を規制し、大きさと圧搾強度規制を強化し、消費者向け警告表示を拡大する、輸入検査を強化することを検討している。
ゲル化剤16種とは:アルギン酸、アルギン酸塩(アンモニウムカリウム・ナトリウム・カルシウム・プロピレングリコール)、グアガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、アラビアガム、タラガム、トラガントガム、ジェランガム、カラギナン、寒天、紅藻加工品