食品安全情報blog過去記事

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学校での栄養教育プログラムは標的を見逃している

School Nutrition Education Programs Miss Their Target Krystal Wilson
July 6, 2007
http://www.acsh.org/factsfears/newsID.989/news_detail.asp
子どもの肥満率が増加している中、学校での強力な栄養教育計画が成果を上げていないという報告をしなければならないのは残念である。
APの調査では50の計画のうち子どもたちの食行動に何らかの影響を与えたのはわずか4つであった。最初は効果的に見えた教育もすぐに効果が薄れ元の食生活に戻ってしまう。子どもたちの健康的な食生活に関する知識は増えているようだが実際に行動パターンを変えるにはほど遠い。問題は子どもたちに実際に行動するための動機付けを行うことである。
見逃されている標的の一つは、教育計画に保護者を入れることである。少なくとも小さな子どもにとっては食べるものを最終的に決めているのは保護者である。従って保護者にも健康的な食生活について教育し、実行させる必要がある。栄養教育は必要であるが実際の行動変化には他の方法も使う必要がある。