食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

食用色素についての助言

Advice on food colouring
Tuesday 10 July 2007
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2007/jul/red
EFSAは現在認可されている全ての食用色素の安全性について再評価を行っている。EFSAの評価で、食用色素Red 2G (E128)が遺伝子を傷害し動物でガンを誘発する可能性があるとした。この評価に基づきEFSAは食品製造業者に対しRed 2Gの使用を止めることを推奨している。
現行のEU規制ではRed 2Gは特定の肉製品、つまり朝食ソーセージとバーガーミートにしか許可されていない。他の食品には使用できない。Red 2Gは特定の製品にごく微量しか存在しないため消費者にとって直ちに健康リスクとなることはない。
FSAは本日関係者と最初の会合を持ち、製品についてのさらなる情報を集めている。会合では英国で販売されているバーガーやソーセージの数パーセントにRed 2Gが含まれることが報告された。英国における添加物の使用はヨーロッパ規制に従い、ECの常設委員会は2007年7月20日にRed 2Gについての対応を議論する。FSAはこの問題については関係者と連絡を取り合い必要であれば助言を更新する。