食品安全情報blog過去記事

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グアガムのダイオキシンとペンタクロロフェノール汚染の経緯

http://www.bvl.bund.de/cln_027/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/BVL/Hintergrundinformation__Guarkernmehl.html__nnn=true
逐次更新
2007年7月24日が最初で現在13日まで。ドイツ語
8月7日
英国からの情報。スイスから日本に直接販売されている。フルーツ製品を使ったミルク混合飲料がリコール。フルーツ製品にグアガムが使用されていた。
8月10日
汚染製品を使ったフルーツヨーグルトがハンガリーでリコール
8月13日
オーストリアでフルーツヨーグルトリコール



Unipektin社のプレスリリースより
さらに汚染源を狭める
FURTHER NARROWING DOWN OF THE CONTAMINATION SOURCE
13.8.2007
http://www.unipektin.ch/news/item.asp?nid=78&pmid=0
India-Glycols社での監査期間に採取したグア粉砕物ふるい・グアガムふるいの木材成分、グア種子やグア粉砕物の輸送包装(内袋のあるジュートの袋)などの検体の測定結果はPCP濃度が低いというものであった。従って我々の見解では汚染源として装置や包装材は除外できる。これらの測定値とグア粉砕物の結果から、汚染源が加工工程において汚染された水か洗浄又は加工助剤である疑いが濃くなってきた。これらの製品のインドからの輸出は拒否されたため、我々はインドの検査結果を待たなければならない。
データが入手でき次第お知らせする。


インディアグリコールズ
INDIA GLYCOLS
10.8.2007
http://www.unipektin.ch/news/item.asp?nid=70&pmid=0
2006年と2007年にIndia-Glycols社からUNIPEKTIN AG社に送られたグアガムの元袋からの検体を、ドイツ・ハンブルクの認証検査機関Eurofins Analyitk GmbHに検査のために送付した。全ての検体からダイオキシンとフラン類及びペンタクロロフェノールが検出されている。
2007年7月20日の苦情申入書に基づき、鑑査が行われた。この訪問の間にNr. 1655納入品がIndia-Glycols社からUNIPEKTIN AG社に送られた。この検体からも許容できない量のペンタクロロフェノールが検出された。