食品安全情報blog過去記事

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汚染地域由来の野菜を食べることによる地域特異的ヒト健康リスクの評価方法に向けて

Towards a protocol for the assessment of site-specific human health risks for consumption of vegetables from contaminated sites
2007-08-16
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/711701040.html
RIVMは汚染地域由来の野菜を食べることによるヒト健康リスクを評価するための方法を開発した。階層的アプローチにより実用性と科学的根拠があることが確保される。
Tier 0では計算や測定を行う前に、野菜による健康リスクの可能性について調査する。
Tier 1では土壌中汚染物質濃度を測定して、いわゆる臨界土壌濃度(その濃度
の汚染地域からの野菜の摂取は安全)と比較する。
Tier 2では地域特異的健康リスクがある可能性について計算する。
最後にTier 3で標準化した測定プロトコールを示し、ヒト健康リスクの指標を提供するための、どの作物をどのくらい採取して測定するかのガイドラインを提供する。