MMWR August 17, 2007 / 56(32);817-819
Scombroid Fish Poisoning Associated with Tuna Steaks --- Louisiana and Tennessee, 2006 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5632a2.htm?s_cid=mm5632a2_x
「サバ中毒Scombroid Fish Poisoning」とは高濃度のヒスタミンを含む魚を食べるとおこる急性食中毒である。症状は通常、顔が赤くなる、発汗、発疹、口の中がやけつく又はまたはひりひりする、下痢、腹痛などで通常数時間以内に治療無しで回復する。より重症の場合（呼吸困難、舌や喉が腫れる、視覚不鮮明）は抗ヒスタミン薬による治療を必要とする。
2006年に2件のサバ中毒アウトブレークがあった。ルイジアナでは12月14日に油脂精製業従事者6人が社員食堂でツナステーキを食べて2時間以内にアレルギー様症状を発症した。テネシーでは11月25日にあるレストランでツナステーキを食べた5人が発症した。
いずれも食材の追跡調査の結果明温度管理違反は見つからなかった。
