食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

アントワープ港湾地域でのダイオキシンとダイオキシン様PCB汚染について

17/08/2007
http://www.afsca.be/home/press/doc07/2007-08-17_dioxine_fr.pdf
食品安全庁は管理計画の一環として検査したアントワープ港湾地区由来のウシのダイオキシン及びダイオキシン様PCB濃度が規制値を超えたため直ちに出荷を停止した。
ベルギーの食品中のダイオキシン類汚染がないことを確認するための無作為抽出検査の際に、アントワープ由来のウシ約200頭のうち1頭に規制値の2-3倍のダイオキシン及びダイオキシン様PCBが検出された。このウシは出荷を停止し、ミルクは廃棄した。食品安全庁は地元担当部門に連絡した。またAFSCAは飼料や牧草やミルクのサンプルを採取し、同じ条件で育てた別のウシの検体も依頼した。飼育状況に問題は見つからず、汚染は環境由来と考えられる。AFSCAは汚染源同定のため環境庁と協力している。現在の調査の結果は来週に出るであろう。