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食品バイオテクノロジー:米国の消費者の態度傾向、2007報告書

IFIC 国際食品情報センター
Food Biotechnology: A Study of U.S. Consumer Attitudinal Trends, 2007 REPORT
September 2007
http://ific.org/research/biotechres.cfm
食品に対する不安がメディアで多く報道されているなか、植物バイオテクノロジーに関する関心や態度に変化は見られず、懸念は小さいままである。動物のバイオテクノロジーに関する関心も2007年には変化は見られなかったが、バイオテクノロジーによる製品の全体的印象、メリットへの反応、購入意志などが幾分増加している。米国で供給されている食品の安全性についての信頼は高いままであるが、「安全性への非常に高い信頼」群に減少が見られた。「持続可能な食糧生産」について尋ねると、ほとんどの人はそのことを聞いたことが無いが、その概念について説明するとそれは重要な問題であるとみなした。10年以上の傾向を追ったデータから、啓蒙と受容は相関していることが明らかである。従って、食品バイオテクノロジーに関する信頼できる、科学に基づいた情報を伝えることの重要性は依然として大きい。
調査結果の要約及び詳細データがこのサイトからダウンロードできる。