食品安全情報blog過去記事

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ダイエタリーサプリメントと医薬品の市場調査がUSPの公衆衛生プログラムの価値を浮き彫りにする

Market testing of dietary supplements and drugs underscores value of USP's public health programs
12-Nov-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-11/up-mto111207.php
2007年9月10日にコンシューマーラボが、市販のいくつかのマルチビタミンサプリメントに、表示されている量の葉酸が含まれないという報告書を発表した。 それらの製品の一つがUSP(米国薬局方)のダイエタリーサプリメント認証マークのあるものだったため、USPは市販されている認証製品の確認試験を行った。
その結果問題があるとされたB-50サプリメントには実際には表示通りの葉酸が含まれていることが明らかになった。評価に用いた試験法が米国薬局方の国民医薬品集(USP-NF)に収載されている検査方法かどうかがカギである。
USPのCEOであるRoger L. Williams医師は、市販されているサプリメントの評価を行うことは重要で、コンシューマーラボの努力は認めるが、同時に慎重なフォローが必要である、と述べている。