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ヨーロッパにおける抗生物質耐性が医薬品の有効性を脅かしている

Latest data: antimicrobial resistance in Europe threatens effectiveness of medicine
19 November 2007
http://www.rivm.nl/en/persberichten/antimicrobial_resistance_in_Europe_threatens_effectiveness_of_medicine.jsp
ヨーロッパ抗生物質耐性サーベイランスシステム(EARSS)2006年年次報告書は、喜ばしくない、しかし重要なメッセージを伝えている。抗生物質耐性は医薬品の有効性を脅かしており、使用態度変更のみが形勢を変えることができる。
有効性が最も急速に低下しているのはフルオロキノロン類である。
スカンジナビア諸国とオランダは耐性レベルは低く、地中海諸国と東ヨーロッパ諸国で悪化が急速に進んでいる。僅かに好ましい傾向があるのは病院での感染制御への注意が高まったためにスロベニアとフランスでMRSAの割合が低下していることである。
本文は以下
http://www.rivm.nl/earss/Images/EARSS%20AR%202006%20final_tcm61-44176.pdf