食品安全情報blog過去記事

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糖、ナトリウムなど実態の調査結果発表

(栄養評価チーム 2007.11.22)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1312
食薬庁は2006-2007年に市中に流通する加工食品と団体給食メニューに含まれる糖やナトリウムの含量について実態調査を行い、その結果を公開する。
キャンディーなどのお菓子の糖分含量は100gあたり21-63gで、給食のおかずについては飴や砂糖を使うメニューで100gあたり30-50gであった。こうした分析結果を2005年国民健康栄養調査の食品摂取量を使って摂取量実態を推定すると、一人1日あたり48gと推定される。年齢別では13-19才が平均61gで最も高く、WHOの摂取量勧告である1日のエネルギー摂取量の10%未満(2000 kcalの場合50 g未満)より高かった。韓国民の糖摂取量に寄与が大きい製品は、総菜(47%)とおやつ(28%)で、飲み物及び乳製品(ヨーグルト)が多かった。
韓国人のナトリウム摂取量は平均5280 mgとWHO勧告の2.5倍となった。ナトリウム摂取量を減らすための対策が必要である。
またヨウ素の摂取量についても調べたところ平均摂取量は0.57mgであった。1日に必要な摂取量は0.075mgで、むしろ摂りすぎに注意が必要である。上限は1日 3mg。