食品安全情報blog過去記事

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Casewatchより

Rashid Buttarが専門家としてふさわしくない行いのため告発される
Rashid Buttar Charged with Unprofessional Conduct
December 5, 2007
http://www.casewatch.org/board/med/buttar/complaint.shtml
ノースカロライナでCenter for Advanced Medicine and Clinical Research を運営しているRashid Ali Buttar, D.Oが、4人の患者から効果のない治療で高額な費用を請求されたことを告発された。患者のうち3人は既にがんにより死亡している。がんの治療に効果がないEDTAなどの静脈注射を受けていた。患者がButtarに支払った額は25000ドルから32000ドル。患者の一人はButtarが診察したのではなく、ナースによるキレート療法を受けていた。
Buttar はAmerican Board of Clinical Metal Toxicology (ABCMT)の座長でNorth Carolina Integrative Medical Society (NCIMS)の会長。ABCMTは米国医学界に認められていない学会で、キレート療法を「認証」している。NCIMSは「統合医療」を行っている医師を州の医事当局による告発から守るために作られた。Buttarがやっているのは自閉症のキレート療法、ワクチンや歯の詰め物反対活動、普通の医薬品が毒であるというような主張。
この件に関して州の医事当局は2008年2月20日ヒアリングを予定している。