食品安全情報blog過去記事

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2007年の生産量は過去最高であったが穀物価格は高いまま

Despite record 2007 production cereal prices remain high
6 December 2007, Rome
http://www.fao.org/newsroom/en/news/2007/1000723/index.html
途上国の弱い人々が最も苦しんでいる
FAOの2007年世界穀物生産最新予想では、特に米国のトウモロコシの生産量が増えたことにより21億0100万トンと昨年の4.6%増である。しかしながら備蓄が少ないこととコムギの生産がふるわなかったこと、バイオ燃料の需要が大きい等の理由で11月の穀物価格は高止まりしている。その結果世界の多くの国で基本的食品の小売値が高くなり、途上国の貧しい人々が最も苦しんでいる。
Crop Prospects and Food Situation - No. 6, December 2007
http://www.fao.org/docrep/010/ah877e/ah877e00.htm

(貧しい人々を苦しめる「環境保護」なんておかしい。)