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フランスの食品摂取:INCA2全国個人食物摂取研究の最初の結果がPNNS会議で発表される

French food consumption: The first results of INCA2 National Individual Study of Food Consumption are revealed at the PNNS conference
12 December 2007
http://www.afssa.fr/PM610081I0.htm
5年に1回行われているフランス人の1年間の食事調査。
3-79才の4000人を対象に1週間に食べたものを全て書き出してもらった。
要約(英語)
http://www.afssa.fr/Documents/PRES2007CP018EN.pdf
INCA1は1998-1999年に行われた。
主な知見として
成人(18-79才)については
乳製品・アルコール飲料・肉や内臓の摂取量減少
穀物・スナック・シーフード・野菜はあまり変化なし
新鮮及び加工区だものとアイスクリームが増加。
子ども(3-14才)については
パン・乳製品・肉や内臓・砂糖の多い製品・クロワッサンや菓子パンや甘いビスケットなどは摂取量減少
野菜果物・シーフードは変化無し
果物は増加
となっている

全体として成人のカロリー摂取量や栄養状態に変化はない。
脂肪の推奨摂取量が総カロリーに対して男性38.5%、女性39.6%とまだ推奨される35%を超過している。
子どもについては総摂取カロリーが減っている。